ヤッチーのブログ

PHP,Bootstrap,J Query,Swiftやサーバ管理、トラウトのルアー釣り、ハードロック等の記録です

DEEP PURPLE ブラックモア脱退後スティーヴ・モーズ加入の「紫の証」Purpendicular

「紫の聖戦」を1993年に発表してから、リッチーブラックモアはパープルを脱退し、若いメンバー中心にレインボーを再結成します。
再結成レインボーの「孤高のストレンジャー」は中々の佳作でした。
それに反して、ブラックモアの穴埋めとして、スティーヴ・モーズを加入させた本家ディープ・パープルは、1996年に「紫の証」Purpendicular を発表しました。
ブラックモア信者が多かった為でしょうか、当アルバムは日本ではほとんど話題にならなかったように記憶しています。
当時の私もディープ・パープル=ブラックモアであり、ブラックモアがギターを弾かないパープルはDEEP PURPLEではないという頑なな固定概念が有りました。

DEEP PURPLE 「紫の証」Purpendicular 当時一切聞かなかったのですが、発売から22年経過して聴いたのですが、実に良いのです。
※サムタイムズ・アイ・フィール・ライク・スクリーミングは知っていました。ライブでは必ず演奏されていますので。

感想を要約すると
短所
・様式美は有りません。
・チャイルドインタイムのような高音のギランの美しいヴォーカルは有りません。

長所
ジョンロードのオルガンとスティーヴ・モーズのギターが火花を散らしている。
アンギランは歌ではなく、独自の楽器の様なボーカルラインになっている。
リズムやコードの展開がプログレッシブ!
イアンペイスのドラムがスイングしている。
アルバム通して、開放的で明るい。

リッチーが脱退したことが幸いしたのか、リッチーは極端なコード展開とかリズム展開には、技術的に対応できなかったと考えられますが、スタジオミュージシャンフュージョンギタリストのスティーヴ・モーズを入れることにより演奏のバリエーションが一気に爆発しているのです。
リッチーは昔から有名なので、好きなことだけができるし、それが災いして、興味の無い演奏の技術が身につかなくなったのであろうと推察します。
意外に良いのでびっくりです。振り返ればパーフェクトストレンジャーズ そんなに良いアルバムだったかな?と思えてきます。
当アルバムはジョンロードとスティーヴ・モーズの貢献度が著しいです。
ジョンロードってこういう風にも弾けたんだと。ブラックモアの音楽からの拘束が解き放されたような鍵盤プレイが凝縮しています。

1.ヴァヴーム:テッド・ザ・メカニック - Vavoom: Ted the Mechanic
のっけから今までのパープルには全く無かったファンキーな曲です。
ギランのボーカルはラップミュージック紙一重です。
モーズはワンコードでよくこれだけ格好良いギターソロ弾けますね?

2.ルースン・マイ・ストリングス - Loosen My Strings
サバイバーみたいな曲かと思ったら、サビでうっとりスマートな綺麗な従来のパープルには無い洗練されたメロディーが登場します。
ジョンロードのピアノが美しく、グローバーのベースもこっそり良いメロデイ―を弾いています。
ギターソロ後のキーボードも美しく、清らかな川を流れ下るようです。

3.スーン・フォーゴットゥン - Soon Forgotten
ハモンドオルガンのリフとギターリフが決してユニゾンはせず、別々の音を奏でます。
左オルガン 右ギター 中央 ギランの最盛期を過ぎている持ち味をいかしたボーカルもなんだかリフっぽい。
このリフはプログレ風であり、ややもすればエスニックでもあるのであるが、
その上に乗るジョンロードとモーズのソロが緊迫感があって凄いです。両者ともに際どい音使いをしておりとてもスリリングです。

4.サムタイムズ・アイ・フィール・ライク・スクリーミング - Sometimes I Feel Like Screaming
これは名曲ですね。色んな方が称賛しています。
モーズの泣きのオブリガードが素晴らしい。表現力の引き出しがとても多く、単調そうなんですが毎回印象が異なります。
決して速弾きに頼らないオリジナリティー溢れるフレージングを連発しています。

5.カスケイズ:アイム・ノット・ユア・ラヴァー - Cascades: I'm Not Your Lover
教会風オルガンから始まるハードなロックンロールナンバーです。
Bメロの締り方も独特です。5曲目ではなく、1曲目に配置するべきだったのではと思います。
当アルバムでは異色な様式美系シーケンスフレーズも登場しますが、ブラックモアでもなく、イングウエイでもないモーズのオリジナルが溢れています。
モーズを加入させて大正解であり、その辺りのメタルギタリストとの格が段違いです。
バンドで演奏しても楽しそうです。まさにテクニック的に自信のついたバンド3年目当りに演奏するのに最適ではないでしょうか?
コピーしたくなります。

6.ジ・エイヴィエイター - The Aviator
こんな秀逸なバッキング、リッチーブラックモア先生には申し訳ないが出来ないでしょう。
ギランのボーカルをアイリッシュなギターで支えているような感じです。

7.ローザズ・カンティーナ - Rosa's Cantina
ブルージーに出だし聴こえます。
ギランのコーラスが被ってくる、これまた今までのパープルとは異質です。
ジョンロードのオルガンがジャッズぽい。ジミースミスのようで格好良いです。
このオルガンソロは、後年のリッチーの退屈なギターソロよりもはるかに良いではないでしょうか?
ギランのブルースハープもわずかに聞こえます。ロバートプラントのように上手くはありませんが。

8.キャッスル・フル・オブ・ラスカルズ - A Castle Full of Rascals
ハードなギターリフで始まる、ハードロックンロール。
レッドツエッペリンのワントンソングのようなリフという感じです。
静~動になり、キーボードソロがスリリング。
ジョンロードのオルガンソロがしびれるほど格好良いです。ブラックモア在籍時の型にはまったタイプのオルガンソロでは無いタイプです。
後半のモーズのギターソロも良い。

9.タッチ・アウェイ - A Touch Away
イントロのギター後の キーボードのメロデイが素晴らしい。
当曲でのジョンロードの貢献は、表現すれば、4曲目のサムタイムズ・アイ・フィール・ライク・スクリーミングのモーズのギターのオブリガードに相当します。
シングルカットされたのでしょうか?AOR風でもありますし。
バッキングで聞こえるアルペジオキーボードとでもいうのでしょうか?素晴らしいです。
ハードロックではない。Mr.Misterとかそんな感じです。
モーズも元スタジオミュージシャンらしく、曲の為のギターを弾いています。

10.ヘイ・シスコ - Hey Cisco
ブギーなハードシャッフルです。
イントロのアルペジオ、モーズはこういうの本当に得意なようですね。
場合によっては、VAN HALENのホットフォーティーチャーデイブリーロスのシャイボーイのようにも感じます。
グローバーのベースもスイングしています。
ハモンドオルガンもギターもスリリング。
イアンペイスのバスドラムもバタバタスイングしていて、ジャズっぽいです。
局所局所に入る速弾きのユニゾンは、ブラックモア先生ではできなかったフレーズと思います。
ジョンロードの速弾きオルガンソロ。イエンスヨハンソンではなく、ジョンロードがやはり元祖だと威厳が感じられます。ジョンロード無しにはイングウエイバンドのイエンスヨハンソンのあのような形態のプレイも無かったことでしょう。

11.サムバディ・ストール・マイ・ギター - Somebody Stole My Guitar
モーズの独特なギターリフ、ロードも実に張り切っています。

12.ザ・パーペンディキュラー・ワルツ - The Purpendicular Waltz 
プログレ
ハモンドオルガンのブルースソロが聴けます。

 

 当アルバムでの総括として、
アンギランもジョンロードも本当はこんな明るいアルバムを以前から作りたかったんではないかと?
リッチーブラックモアがバンドマスターであったので、ブラックモアの趣味と演奏力に合わせていたのではないかと?
ギランはチャイルドインタイムのような高音は出せないものの。持ち味を生かしたボーカリングを聴かせてくれます。
ジョンロードのオルガン、イアンペイスのスイングするドラム、ギランの妖艶な妖怪ちっくなボーカル。
そこにスティーヴ・モーズ。リッチーブラックモアに自由を奪われていた彼らが、好き放題に作ったアルバムではなかったかと?
当時の彼らはモーズを除き50過ぎ、実は一番脂が乗っている年代ではなかったでしょうか?脂が乗ったハードロックの生き字引のイアンギラン、ロジャーグローバー、イアンペイス、ジョンロードがブラックモアからの解放の祭典として、モーズと合体して名作を作った、そんな感じです。
パープルであることが証明される 正に DEEP PURPLEであることを証明した アルバムタイトル「紫の証」に相応しいアルバムではないでしょうか?
いやー、聴いて良かったです。

元唄 はじめうた 元ちとせ 奄美シマ唄集

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元唄 はじめうた 元ちとせ 奄美シマ唄集

ハイヌミカゼ」「ノマドソウル」「ハナダイロ」等で歌声は、百年に一度などと形容されている「元ちとせ」さんのニューアルバムです。

ネットで注文しましたCDが到着しました。早速聴いてみました。

いままでの一連のJ POPやワールドミュージック風なのとは、まったく違い、元ちとせさんの原点の奄美民謡のみのアルバムでした。私用されている楽器も三味線のみ(豊年節を除く)。中 孝介さんが時々、変化をつけるためか歌ったり、囃子を入れる箇所があります。いわば、三味線での弾き語りです。奄美のこれがトラディショナルなものなんでしょうね。

 

朝花節

唄のはじまりは、朝花節からはじまる習わしなのでしょうか?出だしから、彼女のあの独特な歌い方が堪能できます。

くるだんど節

島ぬ宝 という言葉が出て参りますが、ビギンも「島人ぬ宝」という歌がありましたね。奄美の宝物は、鰹や黒砂糖、いやいや島の気立ての良い娘という唄です。島の宝は、奄美の民謡ということでしょうか。

渡しや

なんとなく、沖縄民謡のカチャーシーのような。ちょいと激しい感じです。この唄のみ太鼓がドンドンと。奄美の集落では、祭りなんかで歌われていたのでしょうか?元ちとせさんの囃子もノリノリです。

 

私は奄美民謡は全く知りませんが、奄美のトラディショナルな曲を元ちとせさんは最高の状態で録音したかったのでしょう。元ちとせさん、中孝介氏の三味線、奄美民謡の独特な歌い回しを楽しめるアルバムでした。また、奄美民謡を少しかじってみようかと思いました。

そういえば、沖縄民謡の居酒屋は多いですが、奄美民謡が楽しめる居酒屋は聞いたことがありませんね。これを機会に、奄美民謡もメジャーになっても良いか。BOOMの「島唄」、ビギンの「三線の花」「島人ぬ宝」などは三線だけでも弾き語りできるために「沖縄民謡」はメジャーになったかと推測します。

無理があるのかもしれませんが、クラプトンの「アンプラグド」のように、「ワダツミの木」などを元さんのボーカルと三味線のみでの弾き語りを聴いてみたいなと思います。

「元唄 はじめうた 元ちとせ 奄美シマ唄集」よかです。古民家で聴いていたい。

でも、やっぱり、「ハイヌミカゼ」「ノマドソウル」「ハナダイロ」のようなアルバムを次回こそは発表してほしいです。

 

www.php-7.com

BLUE MURDERは、本家ホワイトスネイク「白蛇の紋章~サーペンス・アルバス」を凝縮して継承

元ちとせさんのニューアルバムをアマゾンで注文しました。到着が楽しみです。

さて、ジョンサイクスホワイトスネイク脱退後に結成したバンド ブルーマーダーのデビューアルバム「BLUE MURDER」について記載しようかと。
「白蛇の紋章 サーペンス・アルバス の呪縛」では、私の想像を交えて、熱い思いを記載しました。
ブルーマーダーのデビューアルバム「BLUE MURDER」本当に格好良いハードロックアルバムです。でも素晴らしさを表現しているブログは多々ありますので、何故商業的に成功しなかったかを私の勝手な推測で記載します。勿論、私はお金を出してCDを購入しております。全曲をサイクスが書いて、歌って、ギターも弾いて、何でも出来る天才なんです。おまけにルックスも良い。
本家 ホワイトスネイクスリップ・オブ・ザ・タングを発表したのも1989年。ジョンサイクス率いるブルーマーダーのデビューアルバム1989年に発表されています。本家スリップが秋に発表されたのに対して、ブルーマーダーは半年早い春に発表されています。
大ヒット作「白蛇の紋章 サーペンス・アルバス」は、最大の立役者であるジョンサイクス不本意にも、レコ―デイング完了間際にデイヴィッド・カヴァデールからホワイトスネイクを解雇されています。30年経過した今でも不本意さをジョンサイクス氏はインタビューでコメントしています。
「バッド・ボーイズ - Bad Boys」「スティル・オブ・ザ・ナイト - Still of the Night」「イズ・ディス・ラヴ - Is This Love」これらの今も本家ホワイトスネイクのライブでは華として演奏される名曲を作ったのは大よそジョンサイクスでしょう。
また、「クライング・イン・ザ・レイン - Crying in the Rain」の印象的なギターソロもジョンサイクス王子が居なければ存在しなかったことでしょう。
しかし、レコーディング95%終了時に突如解雇された。そして、完成したアルバムはメガヒットした。
ジョンサイクス王子は腹が立った。俺が作ったことを証明してやろうと。
そのようなこともあり、世間では、ジョンサイクスがデイヴィッド・カヴァデールに対する怒りを爆発して作った名作品とされています。

たしかにブルーマーダーのデビューアルバム「BLUE MURDER」素晴らしいのです。ですが、本人が期待したほど売れなかった。

その前に、そもそもアルバムタイトルが「ブルー・マーダー」って、Blue Murder 邦訳するのも憚れますね?
まるで、VAN HALENと決別したデイヴィッド・リー・ロスが、『イート・エム・アンド・スマイル』というタイトルで独立したのに近似しているような。
デイヴィッド・リー・ロスはヴァン・ヘイレン のボーカリストして1984」で大成功したものの、ヴァン・ヘイレン兄弟と仲たがいしてVAN HALENを脱退し、スーパーギタリストのスティーヴ・ヴァイ、スーパーベーシストのビリー・シーンとともに超絶技巧バンドを結成しました。マイケルジャクソンのヒット曲「ビートイット」でもギターを弾き、ステージでもマイケルジャクソンと共演したエドワード・ヴァン・ヘイレンへの当てつけのようでした。しかしながら、『イート・エム・アンド・スマイル』直訳すれば、「彼らを食べて、笑え」、しかしデイブリーロスの思惑通りにはいかず、新ボーカリストを迎えた本家VAN HALENの「5150」は大ヒットしましたが、デイブのソロアルバムは小ヒットしたものの、セールス的には本家に遠く及びませんでした。

ジョンサイクスも「ブルー・マーダー」、そこまでの思いで、そのようなバンド名にしたのかは知りません。全部、私の想像です。
ジョンサイクスもデイブリーロス同様、結果「ブルー・マーダー」それほど売れませんでした。

ですが、「ブルー・マーダー」は往年のハードロックファンの評判は極めて良いのです、ただ、売れなかっただけなんです。

「白蛇の紋章 サーペンス・アルバス」の後継として、本家ホワイトスネイクガンズアンドローゼズデイブリーロスみたいにしてしまった「スリップオブザタング」はゴージャスでした。ジョンサイクスは、それとは対照的にブルーマーダーを「白蛇の紋章 サーペンス・アルバス」の威厳さを凝縮してしまったのです。

何故売れなかったのか?そもそも1989年、バブルです。モトリークルーの「Girls! Girls! Girls! 」の大ヒットの余韻真っただ中の浮かれた時代です。当時私は高校生、夢一杯でした!そんな時代に、ブルーマーダーこのアルバムは、サウンドも歌詞も重いんです。

「ブラック・ハーテッド・ウーマン」
いわずもがな、「バッドボーイズ」は「白蛇の紋章 サーペンス・アルバス」のスピードナンバーとして名曲です。
ジョンサイクスは「ブラック・ハーテッド・ウーマン」というよく似たスピードナンバーを「BLUE MURDER」の最後に収録しております。曲は滅茶格好良いです!
タイトルを見ましょう。ホワイトスネイクの「バッドボーイズ」=「悪い男」、ブルーマーダーの「ブラック・ハーテッド・ウーマン」=「悪い女」。直訳すれば、「黒い腹の女」
バッドボーイズ」の曲調、リフすべてジョンサイクスが作ったことを証明しているかのようなんです。それは良いです。
しかし、このタイトル。せめて、「グッド・ボーイズ」か「ホワイト・エンジェル」くらいの前向きなタイトルにしてほしかったです。勝手な私の想像です(笑)。
そして、この曲の間奏のギターソロには、更に爆弾が仕掛けてあります。VAN HALENのイラプションのようなライトハンド奏法が2:13~2:23の10秒間あります。
このライトハンドどっかで聴いたことがありました。そう1984年12月東京での「クライング・イン・ザ・レイン」でのギターソロで弾かれているのです。youtubeで確認が可能です。まるで、仲良くライブをしていた頃のライブで弾いていたあのギターソロの出だしの旋律だよとデイヴィッド・カヴァデールへの当てつけのように私は感じました。これも私の勝手な想像です。
https://www.youtube.com/watch?v=jXY9z7jmpWU
このライブ格好良いです。コージーパウエル、ジョンロード、ニールマーレイという布陣の1984年時に既に名曲に仕上がっていますね。

「トレミー PTOLEMY」
スティル・オブ・ザ・ナイト - Still of the Night」は「白蛇の紋章 サーペンス・アルバス」のややレッドツェッペリンのブラックドッグ風のミドルテンポとして名曲です。カバーデルペイジでのライブでも、そういえばジミーペイ爺も弾いていましたね。スティル・オブも俺が全部作ったんだ という自己主張の塊が「レミー PTOLEMY」という曲です。うん、分かりましたサイクス王子。イメージとしては、Still of Still of the Nightといった感じでしょうか?
すごく格好良いんです。ただ、重苦しいです。ピッキングハーモニクスが更に強調しています。Still ofは、レッドツェッペリンのブラックドッグをゴージャスにしたような感じでした。対して、この曲は、スティル・オブ・ザ・ナイトを濃縮・凝縮して砂漠に持っていった。証拠に出だしは、アラブの蛇使いの笛の音が鳴っております。女性ファンは食いつきませんわねー。女性ファンがサビで歌えるような曲ではない。惜しい。でも大好きですよこの曲。レインボーのスターゲイザーみたいでもあり、DIOに歌ってほしかったです。ギターソロも多少アラビアーンでカッチョ良い。
以後、ジョンサイクスはスティル・オブライクな曲を次作でも収録しています。

「Out Of Love」
ファン筋では、ホワイトスネイクの大ヒットバラード「Is This Love」に匹敵するブルーマーダーのバラードと言われています。しかし、タイトルを良く見てください。本家ホワイトスネイクの「Is This Love」は、これが愛なの?と希望に満ち溢れていますね?対照的にブルーマーダーの「Out Of Love」は、愛を失っていることを断定しているのです。なんて、後ろ向きな。せめて、「This Is Love」というタイトルにすれば?良かったのに(笑)。

とにかく、このアルバム、レインボーやDEEP PURPLEレッド・ツェッペリンなどが好きな根っからのハードロックファンには、受けました。しかし、MTVのビデオクリップ「Is This Love」「Here I Go Again」を見てレコードを購入した一般的な音楽リスナーの心を捕まえることが出来なかったのです。
徳川家の、遺伝子を凝縮した水戸藩が35万石しかなかったようなものでしょうか?例えが強引すぎますね。

しかし、収録曲のライオット、バレーオブキングス(ファーストシングル)、ジェリーロール(セカンドシングル)、格好良すぎです。ジミーペイジとも活動を共にしたトニーフランクリンのフレットレスベース、ジェフベックとも「迷信」時代に活動を共にしたカーマインアピスのドラミング、本当に良い仕事をしています。トニーフランクリンはMr.Misterのベースボーカリストみたいと思うのは私だけでしょうか?本日もこのアルバム3回しくらい聴きました。良いです。

「白蛇の紋章 サーペンス・アルバス」のハードロックの威厳を凝縮・継承したのが「ブルー・マーダー」です。ジョンサイクスは、「白蛇の紋章 サーペンス・アルバス」の最大の立役者であることを、「ブルー・マーダー」で証明し、その目的は達成しました。しかし、商業的には、気合が入りすぎて、成功しなかったということでしょう。熱く語ってしまいました(笑)。

さくらのVPSを体験してみる Apacheインストール、SFTPでの接続、PHP、phpMyAdminの導入まで

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今のレンタルサーバは、PHPmySQL等インストールされており、通常であれば特に困ることもないのですが、postgreSQLを入れたり、自分で細かい設定が出来ないもどかしさもあります。

10数年前、自宅サーバを構築・公開していた頃を思い出しながら、LINUXを触ってみようかと。LPICのレベル1とレベル2の資格はそのころに取得しました。
ただ、今さら自宅にサーバ置いて、固定IP契約も大げさですので、さくらのVPSサービスを体験してみることにしました。

さくらのVPS講座
https://knowledge.sakura.ad.jp/7938/?_ga=2.259113674.1109223888.1541766430-1282882858.1541766430
こちらに従って、VPSを体験してみることに。このマニュアルを写経しました。

1.さくらのコントロールパネルからOSのインストールとrootのパスワードの設定

f:id:php-7com:20181110192214j:plainOSは、CentOS7 x86_64を選択し、標準OSをインストールしました。
rootのパスワード※1を自分で決めて入力しました。

2.サーバに接続するためPuTTYをダウンロード、rootで接続して、OSをアップデート

サーバに接続するために、自分のWINDOWSパソコンにSSHクライアントのPuTTYをインストールしました。putty-0.70-jp20170713.zipをダウンロードして、解凍しました(この辺りも10数年前と変わっていないな)。

f:id:php-7com:20181110193217j:plain
解凍されたファイルの中で、puttyjp.exeをダブルクリック。

f:id:php-7com:20181111082626j:plain
PuTTYが起動しますので、さくらから付与されたIPアドレスを入力し、「開く」をクリック。

 f:id:php-7com:20181111083103j:plain
このような画面が表れたら「はい」をクリック。

f:id:php-7com:20181111084021j:plain
上のようなコマンドプロンプトが起動します。rootと入力し、先ほど決めたパスワード※1を入力し、ログインします。
yum update でOSのアップデートをします。rootやパスワードを入力した後、パソコンのEnterキーを押すことが必要です。

f:id:php-7com:20181111084041j:plain
途中このような「はい」か「いいえ」を問う状況になりましたら、「y」はいを入力。
Complete!と表示され、アップデートを完了。

3.rootでサーバにSSH接続するのは危険なため一般ユーザを作成し、rootでSSH接続できないように設定

f:id:php-7com:20181111084117j:plain
adduser vpsuser で一般ユーザー作成。
passwd vpsuser でパスワード設定。
一般ユーザーのパスワードを自分で決めて(推測されにくいもの)2回打つ
exit で一旦rootでの接続を閉じる。PuTTyそのものが閉じられます。

f:id:php-7com:20181111084224j:plain

PuTTYを起動し、login as:に 一般ユーザー vpsuser を入力
vpsuserのパスワードを打って、一般ユーザーとしてログイン
su - でrootに切替
cd /etc/ssh に移動
ls でどのようなファイルが存在するのか確認できます。
※以後 必要時以外は、コマンドプロンプトの画像ではなく、テキストのみの説明にします。画像の加工が、ぼかしたり等大変なためです。

 # cp sshd_config sshd_config.old

で設定ファイルsshd_configをsshd_config.oldとしてコピーします。

# vim sshd_config

 vimコマンドで、sshd_configを編集します。

49行目 
#PermitRootLogin yes
となっているところを、
パソコンのiキー でインサートモードとして

PermitRootLogin no

と#のコメントアウトを除去し、yesをnoと書き換えます。
書き換え後は、:wqをクリックして、設定ファイルを保存し、vimを終了します。

# systemctl restart sshd.service

SSHDを再起動します。特に何も現れません。
これでrootでSSHD接続できません。

5.WEBサーバーApacheをインストール

login as: vpsuser
vpsuser@***.****.****.****'s password:
[vpsuser@ik1-***-***** ~]$ su -
Password:

一般ユーザーvpsSSHD接続し、接続後、rootに切り替えます。

# yum install httpd

httpd Apacheをインストールします。

Is this ok [y/d/N]:y

このような問い合わせがあれば、yをクリックします。
Complete!と表示されれば問題ありません。

# systemctl start httpd

特に何も表示されませんが、これでApacheが起動できているようです。
ただ、このままですと、ファイアウォールhttpsが遮断されていますので、httpプロトコルhttpsプロトコルを開放する必要があります。

# firewall-cmd --add-service=http --zone=public --permanent
success ← 問題無し
# firewall-cmd --add-service=https --zone=public --permanent
success ← 問題無し
# systemctl restart firewalld

上記のコマンドでhttpプロトコルhttpsプロトコルを開放し、ファイアウォールを再起動します。

 f:id:php-7com:20181111100409j:plain
ブラウザにさくらから付与されたIPアドレスを入力しアクセスしますと、
おー! WEBサーバが起動していますね。昔を思い出し少し感激。

 # systemctl enable httpd

こちらでサーバ起動時にApache自動起動するように設定

# systemctl list-unit-files -t service

正しく設定されたかどうかは、上のコマンドを打ち、httpd.service enabledの記述があれば正しく設定されています。

6.WEBサーバにFileZillaでHTMLファイルなどをアップロードするための設定

[root@ik1-***-***** ~]# cd /var/www
[root@ik1-***-***** www]# ls -l
total 0
drwxr-xr-x 2 root root 6 Jun 27 22:49 cgi-bin
drwxr-xr-x 2 root root 6 Jun 27 22:49 html

vpsユーザー及びapacheユーザーは赤文字のr-x(readとexecute、読みと実行)の権限しか無いことのようです。
/var/www/htmlディレクトリ以下は、vpsユーザー及びapacheユーザーにも書き込み権限を付与する必要があります。

[root@ik1-***-***** ~]# cd /var/www
[root@ik1-***-***** www]# chown apache:vpsuser html
[root@ik1-***-***** www]# chmod 775 html
[root@ik1-***-***** www]# ls -l
total 0
drwxr-xr-x 2 root root 6 Jun 27 22:49 cgi-bin
drwxrwxr-x 2 apache vpsuser 6 Jun 27 22:49 html

 htmlディレクトリの所有権を apacheとvpsuserに変更し、パーミッションを755に変更。ls -l で所有権の変更とパーミッションを確認します。FileZillaで接続してみましょう。

f:id:php-7com:20181111112629j:plain

FileZillaのサイトマネージャーを上のように設定し、「接続」をクリックすると、SFTPで接続できます。FileZillaをパソコンに予めインストールしてある必要があります。接続したら、vpsuserディレクトリが見えますが、htmlディレクトリが見えないため、ちょっと焦りませんか?

f:id:php-7com:20181111114142j:plain
/をクリックして、更にvarをクリック、更にwwwをクリックするとhtmlが見えます。こちらに適当なHTMLファイルindex.htmlをアップロードします。

f:id:php-7com:20181111115446j:plain
ブラウザにさくらから付与されたIPアドレスを入力しアクセスしますと、アップロードしたファイルが表示されました!

7.PHPの導入

[root@ik1-***-***** ~]# rpm -Uvh http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-7.rpm
[root@ik1-***-***** ~]# yum install --enablerepo=remi,remi-php71 php php-devel php-mbstring php-mysqlnd php-pdo php-gd

マニュアル https://knowledge.sakura.ad.jp/9006/ 通りに、rootとして、
remiレポジトリが使えるようにし、phpの拡張パッケージも合わせてphpをインストールしました。途中yかnか問われますので、yとしてください。
その後、忘れずに systemctl restart httpd として、apacheを再起動します。

f:id:php-7com:20181111121326j:plain
適当なPHPファイルをFileZillaでアップロードして、PHPファイルが表示されることを確認しました。

[root@ik1-***-***** etc]# cd /etc
[root@ik1-***-***** etc]# cp php.ini php.ini.old
[root@ik1-***-***** etc]# vim php.ini

マニュアル同様に、アップロードできるファイルサイズを大きくするために、vimphp.iniの設定を行います。
/post_max_sizeでファイル内を検索し、iキーで書き換え、ESC :wq!で上書き保存をします。
分からなくなったら、Esc :q! でvimを終了させます。
マニュアル通りに、
post_max_size = 128M
upload_max_filesize = 128M
とし、128Mとしました。

8.データベースサーバMariaDBのインストール

今まで通り、rootで作業します。

# yum install mariadb-server

MariaDBをインストールします。MySQLではないの?と思いましたが、マニュアル通りに作業します。
yかnか聞かれるときは「y」を入力します。

[root@ik1-***-***** ~]# systemctl enable mariadb
[root@ik1-***-***** ~]# systemctl start mariadb
[root@ik1-***-***** ~]# systemctl list-unit-files -t service

サーバ起動時にMariaDB自動起動するために、上のコマンドを入力し、mariadb.service enabledの記述を見つけて確認します。

# mysql_secure_installation

MariaDBのrootのパスワードを設定します。
Enter current password for root (enter for none):
ここは何も入力しません。
次にMariDBのパスワードを自分で決めて、二回入力します。
後はyかnか問われる箇所は、全てyと入力しました。

[root@ik1-***-***** ~]# mysql -u root -p
Enter password:
MariaDB [(none)]> show databases;
+--------------------+
| Database |
+--------------------+
| information_schema |
| mysql |
| performance_schema |
+--------------------+
3 rows in set (0.00 sec)

 MariaDBのrootで、MariaDBサーバを操作してみます。MariaDBのrootのパスワードを入れて、show databases で現在存在するDBを確認します。これからデータベースを作成していく前ですので、大したものは存在しません。

9.phpMyAdminを導入

# yum install --enablerepo=remi,remi-php71 phpMyAdmin

rootでphpMyAdminを導入します。yかnか問われる箇所は、yと入力しました。

# cd /etc/httpd/conf.d/
# cp phpMyAdmin.conf phpMyAdmin.conf.old
# vim phpMyAdmin.conf

phpMyAdminの設定を変更します。

<IfModule mod_authz_core.c>
# Apache 2.4
#Require local
Require all granted
</IfModule>

Require localをコメントアウトして、
Require all granted を下行に追加します。
これでlocal以外からもアクセスできるようになります。

# systemctl restart httpd

Apacheを再起動すると設定が有効になります。

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http://さくらから付与されたIPアドレス/phpmyadmin でphpmyadminが表示されました。

元ジャーニーのスティーヴ・ペリーが復帰作発表

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アメリカハードロックバンド ジャーニーのスーパーボーカリストであった スティーヴ・ペリー が復帰作を発表しました!

ジャーニーとは、80年代に一世を風靡したメガバンドです。有名曲に、Any Way You Want ItやOpen Arms、Be Good To Yourself などがあり、ヒットも量産しました。

MTV全盛時代に『Raised On Radio 時を駆けて』をギリギリリアルタイムで知った私は、ハードかつポップなジャーニーのロックサウンドに打ちのめされて、後追いで『エスケイプ』『フロンティアーズ』を自転車で遠くのレンタルレコードで借りてきて(当時はレンタルレコード)、テープに録音して飽きるほど聴きました。「ドント・ストップ・ビリーヴィン」「セパレイト・ウェイズ」が特にお気に入りでした。
ハードな「セパレイト・ウェイズ」のEの6弦開放とハーモニックスのカッテイングのリフの迫力と、印象的なニールショーンのギターソロに痺れました。
しかし、最も痺れたのは、スティーヴ・ペリーのあの甘いようなハスキーボイスでした。
高校受験や大学受験にむけて、勉強の合間合間によく聴いて、歌ったりしていました。

そこから空白期が有り、1996年に『トライアル・バイ・ファイアー』で10年振りに復活したものの、ツアーは行われずに、いつの間にかスティーヴ・ペリーは脱退していました。スティーヴ・ペリーの体調不良により、ツアーが出来なかったようです。

その間にボーカリストは、スティーヴ・オージェリーとイングウエイバンドにも居たジェフ・スコット・ソートも在籍していましたが、あくまで臨時という印象が拭えません。

2007年にジャーニーはフィリピン人ボーカリスト アーネルピネダをyoutubeで発掘し、正式メンバーとして再開しました。
アーネルはスティーヴ・ペリーの生き写しのようなボイスを持っており、まさに若いスティーヴ・ペリーがバンドに再来したような錯覚にとらわれます。
それはそれで、頑張れば報われるんだというサクセスストーリーとして、シンデレラボーイ アメリカンドリームとして、世の中は持て囃しました。
アーネル自身も「ドント・ストップ・ビリービング」の言葉通り、信じることを諦めなかったので、ジャーニーのボーカリストにアジア人にも関わらず、選ばれたとコメントしています。
アーネル参加後の『Revelation』は、とても良いアルバムでバンドに若さと活気を取り戻しました。私も購入しました。

いつの間にか、人々は、オリジナルのボーカリスト スティーヴ・ペリー を過去のボーカリストして忘れ去っていたようです。私もすっかり、忘れていて、もう声も出なくなって、歌えなくなったんだろうなと思っておりました。

本日、スティーヴ・ペリーが復活していたことを知りました!
オフィシャルのビデオを見ました。
やはり、世間から20年隔絶していた彼を見た印象は、当たり前ですが、年相応でした。
また、かつてのようなハスキーなジャーニーを象徴するようなパワフルな声量と比較すると、物足りなさを感じます。
ですが、リラックスした中で、彼に出来る範囲で歌っている姿は、何だか嬉しくなりました。
「Don't Stop Believin'」・・・言わずもなが、彼らの代表曲です。
この歌は、やはりJourney をスターダムに押し上げたスティーヴ・ペリーのためのような歌詞です。

信じることを諦めないで! 

そのような気持ちで、私もシステム開発に取り組んでいきたいと思います!

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「フィジカル・グラフィティ」レッド・ツェッペリンLed Zeppelinは、レインボーやホワイトスネイクにも影響

1975年発表の「フィジカル・グラフィティ」 レッド・ツェッペリンの第六作目のアルバムのCDを購入し、
2018年10月21日にDISC2(レコード時代はC面、D面)のレビューを記載しました。

https://www.php-7.com/entry/2018/10/21/011803
今回は、そのDISC1(レコード時代はA面、B面)のレビューを記載致します。
カシミール」は前から知っていましたが、恥ずかしながら、アルバムは初めて聴いたのです。
ブラックドッグ天国への階段ロックンロールを含むレッド・ツェッペリン IV』よりも良いのでは?との結論です。
4作目は、確かにロック市場に燦然と輝くBlack Dog、Rock and Roll、Stairway to Heavenが収録されており、
全世界で累計売上枚数は3700万枚と言われているだけ有り、確かにこの3曲は素晴らしいという言葉もおこがましく、
当3曲に影響されていないロックミュージシャンは居ないといっても良いです。
反面、当3曲が良すぎるからか、B面は友人筋でもほとんど聴かないという回答が多いです。私も然りです。
対して、フィジカル・グラフィティ」には、全編通して、捨て曲が全くありません。

大学時代は1作目から有名な4作目までで留まっておりました。何故もっと前に聞かなかったんだろうと改めて後悔しております。

それではA面の私の勝手な解説と感想を述べます。あくまで個人的な解釈ですので、ご了承ください。

カスタード・パイ - Custard Pie (Page & Plant)
一曲目らしく、タイトル通り、ポップなハードロックです。
晴れた日のドライブで聴きたいような元気な曲です。
ギターリフだけであれば、硬質になってしまったであろう所を、
ジョンジーがその狭間のセカンドリフとでもいうべき低音のキーボード(クラビネット)リフがポップな雰囲気にしています。
ジョンポールジョーンズはレッド・ツェッペリンでの活動の前に既にローリングストーンズの有名曲にクレジットがあるようにキーボードプレイヤーとしても実績があったように、
ジョンポールジョーンズの貢献が相当高いです。
ツェッペリンとしては、一度もライブで演奏していません。ブラッククロウズとペイジのジョイントコンサートでは演奏されています。
ここ一か月で私は、相当ツェッペリンフリークになってしまい、関連するCDも数枚買ってしまいました。

流浪の民 - The Rover (Page & Plant)
多少ノスタルジックな要素も含んでおり、例えば映画「フォレストガンプ」の挿入歌とかに有ってもおかしくないような。
脳天気ソングではないです。
Aメロ部分は、ギターリフにユニゾンするボーカルライン箇所は、明るく彷徨うぞといった感じなのですが、
Bメロ(サビ)部分が逆で、日本人好みの哀愁があるんですねー。アルペジオ交じりの箇所は、70年代初期のベトナム戦争で疲れた時代背景を模写しているようなイメージです。
2番終了の間奏~ギターソロは、ペイジのメロディックなギターソロが聴けます。

死にかけて - In My Time of Dying
最初の方は、ペイジのトラディショナルなスライドギターが炸裂します。
スライドギター部分を一つのリフとしてハードロックになっていまして、ブルースからハードロックを作った生き字引はペイジとも言うべきスライドブルースギター・ロック
中間、曲調が変わり、コードと単音リフの交互ループ箇所からジョンボーナムも大々的な参加してきて、スライドブルースギター・ハードロックとなります。
ペイジのギターソロが激しく、複数個所に渡り、スライドギターソロが堪能できます。

元々は、トラディショナルソングであったもので、ボブ・ディランもカバーしています。

聖なる館 - Houses of the Holy
タイトルとは裏腹に、妙に明るいリフから始まりますが、
歌メロ部分は、こちらもThe Rover同様、日本人の感性をくすぐるような歌メロ。
ツェッペリンには、珍しく4番あたりからコーラスが被せられてきます。

トランプルド・アンダーフット - Trampled Under Foot
2007年再結成ライブでも演奏されている、ディスコな踊りたくなるようなソング
当曲では、ジョンポールジョーンズのキーボードが主役第一リフで、ペイジは準主役といった感じでしょうか?
また、間奏のジョンジーのキーボードソロがファンキーで本当に格好良い。スティーヴィー・ワンダーよりも上手いのではないか?と。
間奏の前後の、キーボードだけとなる印象的なフレーズ(山に登っていくような箇所)があり、緩急をつけています。
「迷信」との類似性が指摘されていますが、ジェフベックにワンダーが提供した「セロニアス」のクラビの使い方の方が類似しているのでは?と推察します。
ツェッペリンのリズムって微妙なところで、自然にズレたり、前にのめったり、する箇所があるように思います、そういったトリックは、ジョンボーナムとジョンジーが自然に対応していたような。
彼らのコピーをしても、その当たりが、マネできないので、ツェッペリンの雰囲気が再現できないんだろうと思います。エンディングにそのような箇所があります。

カシミール - Kashmir
後期ツェッペリンの代表曲は、当ソング「カシミール」と「アキレス最後の戦い」でしょう。
ジョン・ポール・ジョーンズのキーボードが主役です。
バイオリンのようなキーボードのAメロとAメロ終了後の、壮大なリフのループ。そしてBメロ部分 全てに偉大で謙虚なジョンジーが活躍しています。
3:30~4:15 当たり、エスニック節が最高潮に炸裂します。※
プラントも相当気にっているようで、後期のライブではかならず演奏されていますし、2007年の再結成時にも演奏していました。

レインボーの「スターゲイザー」にも影響を与えているような。リッチーブラックモア先生も多分参考にしたのではないでしょうか?
※ここは、レインボーの「バビロンの城門」も随分参考にしたのではと?推測します。
ミドルテンポでの中近東テイストたっぷりなハードロックは当曲が元祖であり、レインボー、ホワイトスネイクの「ジャッジメント・デイ」当たりも無かったのでは?と。

先のレビューの繰り返しになりますが、当アルバムは、ファースト~サードまでのハードなブルースロックとは異なり、とてもポップなアルバムとなっており、万人誰でも聞きやすい作品との印象を受けました。
初期のアルバムは混とんとした雰囲気で混ざりあった音を嗜むような印象なんですが、フィジカルグラフィティは、輪郭がはっきりしていて、一音一音を楽しめるような印象があります。
音楽性もサイケ、ポップ、ブルース、中近東と拡散性に富んでおり、レッドツェッペリンの音楽性の多様性を多分に発揮した作品となっておりました。

ジミーペイジとジョイント前にリリースされたブラッククロウズの『バイ・ユア・サイド』

本日注文してあったブラッククロウズとジミーペイジのジョイントライブのCDが届きました。すぐにでも聴きたいところですが、勿体無いような。
同時に購入したブラッククロウズの 『バイ・ユア・サイド』By Your Side。
こちらから聴いてみることにします。
実はブラッククロウズを聴くのは初めてです。
クリス・ロビンソン(ヴォーカル)とリッチ・ロビンソン(ギター)の兄弟を中心に構成されています。
デビューは1990年、従いリアルタイムでも体験できたはずですが、
当時はイングウェイやリッチーブラックモア、トニーマカパイン、ヴィニームーアなんかが私のフェイバリットでして、
ツェッペリンも含めて、ガンズアンドローゼズとかは、良いとおもってはいたものの頑なに拒んでいたように思います。
さて、そのブラッククロウズ、ジミーペイジとジョイントしてCDまで出しているので、どんなんかと?
ツェッペリン的手法を現代的に操る奴らか、はたまたカシミールみたいな中近東ムードな展開もするのか?などと期待と不安が入り混じった状態で、
音源ブラッククロウズ5作目に針を落としてみました。
CDなので、針を落とすとは違いますね(笑)!

聴き込みがまだまだですが、気に行った曲の感想を述べます。


Go Faster
オープニングナンバーです。
ドラムのシンプルなエイトビートから始まります。
コードカッテイングの軽快なリフが乗ってきます。
Go Fasterというタイトル通り、この段階で元気とスピードがさく裂
Aメロ からコーラス全開、Cメロは 爽やかなコーラスで、ツェッペリンとは別者だなと。また、ギターはコードカッテイングで決してベーシストの領域を決して侵さない。
曲を通して、全楽器含めて滅法明るくノリノリです。
動画でもチェックしてみますと、
ボーカルのクリス・ロビンソン氏は、ルックスとかステージングはロバートプラントというよりは、ミックジャガーとかそんな感じです。
若い頃のロバートプラントのような美しい男前というのとは異なり、ちょっとガリガリ過ぎるような。甲本ヒロトっぽくもあります。どちらかと弟の方がガッチリした南部系。
弟のリッチ・ロビンソンのスライドギターソロが気持ちよいです。

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Kickin My Heart Around
こちらも軽快なロックンロールソングです。
ベーシストの音もなんだかやみつきに。
指で弾いているときに弦に指がこすれるときのノイズがパタパタと目立つタイプな弾き方なんでしょうが、それがよりロックぽい。
スライドギターも音楽的には紙一重かもしれないノイズふくんでいますが、こちらのベーシスト スヴェン・パイピーン氏も。そんな指癖が有るような。クリスのブルースハープソロもありますが、プラントのDEEPな感じではなく、楽しい感じのブルースハープソロです。
こちらもバンドでやるととっても楽しそうな曲です。
ツェッペリンのように変拍子もなく、シンプルなエイトビートです。

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By Your Side
3曲目はややテンポダウンのホンキ―トンクウイマン風のテンポ。
ブラッククロウズは、どうやら、根本的にギター、ベース、ドラム、ボーカルの最小限の構成で、失敗できない緊張感で演奏するレッドツェッペリンとは異なり、ギター2本、鍵盤、更には女性コーラスも二人で誰かがちょっと油断しても成り立つ様なゆるゆる系演奏が彼らの好みなんでしょう。
そんな感じがもろ出ているタイトルソングです。
だから、タイトルソングもそんなに気負っていない感じです。
サビ部分はゴスペル風にも聞こえます。
こちらも動画をチェックしたが、クリス・ロビンソン氏よりもバックコーランスの女性お二人のほうがガッチリしているような。
こちらもリッチ・ロビンソンのスライドギターがギュンギュンに心地よい。スライドギター弾きたいなと思います。

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Virtue And Vice
ラストナンバーです。おーやっとか!という感じの、ツェッペリンのフィジカルグラフィティ的手法のミディアムテンポなんですが重量感のある曲です。この曲が最もツェッペリンに近いと思います。


感想としては、
ツェッペリンは、聴く側も覚悟して聴かねばという感じなんです。
演奏しているツェッペリンもブラックドックとか天国への階段、アキレス最後の戦いとか、相当な緊張感で演奏していたんじゃないか?と。
ツェッペリンは、ギターの速弾きは無いものの、変拍子とかもあるし、一人でも間違えたら、成り立たなくなるような、油断できない難解さがあるのです。
ところが、ブラッククロウズは、聴く側も、リラックスして聴けるんです。ドラムもオカズをバシバシいれるわけでもなく、ドラムに徹しているだけだし。ベースもギターもハイテクは無い。
かといって、懐メロのストーンズは、パワーが足りないですね。僕の年代としては。
ブラッククロウズは、少なくとも当アルバムは、ツェッペリンストーンズを足して割ったようなバンドだなと。誤解しないでほしいですが、ローリングストーンズを良いと思えても興奮しないんですねー。懐メロに聞こえる。ブラッククロウズにはパワーが感じられます。

また、バンドやるなら、この程度の難易度が一番楽しいかも?
ブラッククロウズ By Your Side 中々良い発掘でした!

今日も良い事あったし、明日も頑張ろっ!そんな感じかな?