ヤッチーのブログ

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長良川でサツキマスを釣るということ

 サツキマスサクラマス、トラウトアングラーであれば、誰しもが一度は手にしたいと思う憧れの存在だと思います。私も勿論、その内の一人でした。サツキマスそして長良川は私にとって手の届かない存在であったわけですが、幸運にも、岐阜市 に2012年から居を構えることとなりました。

 2012年の4月1日は忘れもしません。ポカポカ陽気であったので、半信半疑でシーバスロッドにフォレスト社のRealizeというスプーンを結んで、長良川に立ってみました。昔やっていたウエットフライのダウンクロスの釣りのようにスプーンをさほど遠くに投げずにクロスに投げて、斜め下まで流下させ巻き上げることをやってみました。この釣りは、1997~1998年頃に大戸川でシルバーマーチブラウンを用いたウエットフライのレインボー釣りみたいだ などと回想に耽りながら、ダウンクロスでさほど期待もせずに釣り下っていきました。すると、プルプルと魚信が伝わり、あっけなくシラメ(アマゴの銀毛)が釣れました。

 サツキマスには程遠いですが、きれいなきれいな25センチほどの銀毛アマゴをいとも簡単に手にしました。こんなに簡単に釣れるなら、毎日釣れるかも?などと思いながらガラケーで簡単に撮影し、リリースしました。さすがに毎日釣りにいける訳もありませんでしたが、数日後にもフォレスト リアライズで小ぶりではありましたが、シラメを釣ることが出来ました。

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 しかし、それからは行けども行けども釣れません。釣れないどころか、当たりもありません。短時間とは言え、毎日毎朝ただルアーを投げて巻くだけの単純作業がかなり辛くなってきます。あまりに釣れないので、車を飛ばしてダム湖絡みでイワナを釣ってモチベーションを維持しました。この一匹には大げさですが、随分救われました。

 ゴールデンウィークに突入しても、私には全く釣れませんでした。ブログなどを閲覧していると釣られている方は既に何匹も釣られています。だんだん焦ってきます。このまま釣れずに今年は終わってしまうのではないかと。何が違うのだろうと?タックルか?ルアーか?はたまたルアーの泳がし方か?

 GW明けの一週間後、5月13日、釣る場所を大きく変更してみました。ダイワのスプーン チヌークを投じたところ、ググググーと明らかな魚信がありました。明確な生命反応がありました。その時は、場を荒らしてはいけないと思い、他の色違いのチヌークに結び替え、再度キャストしましたが、反応がありません。もう一度、シンプルなシルバーのチヌークを結び、キャストしました。明らかに、サツキがヒットしたのです。夢中でリールを巻きました。最初のランディングは失敗、二度目で憧れのサツキマスをネットインできました。

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 折角の美しいサツキ鱒ですが、護岸にずり上げ、何十枚も写真を撮りました。栄養が少ない川ではなく、十分過ぎる餌を得られる海で育ったことが分かる銀ぎらな海の魚でした。これが憧れていたサツキマスなのかと何度も何度も凝視しました。帰っても十分な満足感が有りましたが、再度流れにチヌークを投じると、何とまたサツキマスがヒットしたのです。これには本当に驚きました。対岸のアングラーもなんだか羨ましそうにこちらを見ています。また、何十枚も写真を撮りました。今度は多少は落ち着いて。

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 また、シルバーに輝くチヌークを流れに投じますと、なんとまたまたサツキマスが釣れたのです。そう群れに当たったのです!自分でも、これ以上釣っては、なにか全ての運を使い果たしてしまいそうに思いましたので、納竿することにしました。明日も釣れるのではないか?と淡い期待を抱いて。しかし、翌日は何も起こりませんでした。

 その翌週は、ほぼ毎日、朝4時くらいから長良川に通いました。2匹ヒットしたのですが、キャッチすることは出来ませんでした。5月20日には、尺を超える本流アマゴがヒットしました。振り返れば、群れに遭遇した5月13日にもっと釣っておけば良かったのです。冷静に振り返れば、何十日と長良川に通いましたが、サツキ鱒をキャッチ出来たのは、たった一日だったのです。それだけ効率が悪い釣りなのです。それもその筈で5月に海から上流域に遡上する通りすがりの魚を狙う訳ですから。何十日も通うことができたのは、初日にシラメを釣った。数日後にもシラメを釣ったから維持できたんでしょう。

 私は、その年以来 サツキマスをキャッチできていません。もっとも、シーズン中、こんなに近くに住んでいますが、ほとんど翌年からはサツキを狙うことは無くなりました。何故なら、99.9%徒労に終わることが見えているからです。サツキマスを釣るということは0.1%に可能性を見出すような釣りなのです。一匹のサツキマスを得るために、100時間を超える釣時間そして、後遺症の疲労を考えると、何かプログラミングの引き出しでも増やした方が良いのでは?などと生産性を重視してしまいます。

 もし、次 本格的にサツキマスを狙うとしたら、60歳を過ぎてからだろうと思います。もっとも、岐阜に住んでいたらですが。